乳がんは、女性が罹るがんの中で最も多いがんだと言われています。
現在は約9人に1人が乳がんになるとも言われていて、みなさんの関心も高まっているのではないでしょうか。
芸能人が乳がんを公表するニュースも多く見られるようになりました。
今回は乳がんになった芸能人や有名人について調査しました。

乳がんとは
まず、乳がんとはどのような病気なのでしょうか。
乳がんは乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生します。
乳がんの主な症状は、乳房のしこりです。自分で乳房を触ることで気付く場合もあります。
出典:国立がん研究センター
早期発見には定期的に検診を受けることが大事だと言われています。
乳がんになった芸能人や有名人6名はこちら
乳がんになったことを告白している芸能人や有名人はこちらです。
- 佐藤弥生
- 太田裕美
- 矢方美紀
- だいたひかる
- 山田邦子
特に山田邦子さんの場合は番組の企画を通しての発見だったので、大きな話題になりました。
それではステージや現在の様子について、順番にご紹介してきます。
1:佐藤弥生(ステージ0)

モデルの佐藤弥生さんは2021年に、ステージ0の非浸潤がんと告知されています。
ステージ0ではありますが、左胸を全摘出する手術を行いました。
その後は定期的な検診に通っているそうです。
2:太田裕美(ステージ不明)

歌手の太田裕美さんは2019年に、セルフチェックで乳がんを発見しています。
同じく2019年に乳がんの手術をし、抗がん剤治療を行いました。
その後は経過観察をしつつ3カ月おきに検診に通っているそうです。
3:矢方美紀(ステージ3)

元SKE48の矢方美紀さんは2018年、25歳の時にセルフチェックで乳がんを発見しています。
最初はステージ1の診断でしたが、精密検査の結果ステージ3と診断されました。
左乳房とリンパ節を切除した後は投薬での治療を続けています。
4:藤山直美

女優の藤山直美さんは、2017年2月に初期の乳がんであることを公表。
毎年1月に検診を受けていたため、2月の再検査で右側乳房のガンを早期に発見できたのだとか。
舞台は降板し、2017年3月には患部の摘出手術を受けています。
その後は抗がん剤治療を続け、2018年10月の舞台で復帰されました。
完治はまだのようですが、定期的な検診を受けているとの事です。
5:だいたひかる(ステージ2)

お笑い芸人のだいたひかるさんは2016年、40歳の時に不妊治療がきっかけで乳がんを発見しています。
右乳房とリンパ節を切除した後右胸に乳がんが再発し、再び手術を行いました。
不妊治療に取り組むため乳がん治療を一時的に中止していましたが、2022年の出産後は治療を再開しています。
6:山田邦子(ステージ1)

お笑いタレントの山田邦子さんは2007年、46歳のときに番組の収録がきっかけで乳がんを発見しています。
小指の先くらいの大きさの乳がんが3つ見つかり、摘出手術を行いました。
その後28回の放射線治療と5年間のホルモン治療を行い、10年以上を過ぎても服薬治療を続けています。
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乳がんは女性だけではなく男性もかかる可能性があります。
ブラザー・コーン(ステージ2)

バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンさんは67歳の2023年8月、左胸にしこりができたことから病院で精密検査を受け、乳がんを発見。
ステージ2と早期発見できたため命に別状はないようですが、抗がん剤治療を行っています。
男性の乳がんは珍しく、全体の1%の割合なのだとか。
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完治には10年以上かかると言われる乳がんですが、一旦は治療を終えた方はコチラ。
1.牧村三枝子
2.北斗晶
3.宮崎萬純
4.南果歩
5.麻木久仁子
6.アグネスチャン
7.生稲晃子
それでは順番に見ていきましょう。
1:牧村三枝子(ステージ不明)

演歌歌手の牧村三枝子さんは2023年、徹子の部屋で乳がんだったことを告白しました。
10年前の2013年にしこりを見つけ、病院で検査したところ、乳がんを発見したそうです。
両胸の摘出手術を行った後は回復し、元気に活動しています。
2:北斗晶(ステージ3)

元プロレスラーの北斗晶さんは2015年に、検診による乳がんの発見を公表しています。
2015年9月に右乳房の全摘出手術を受け、その後2016年8月まで抗がん剤治療をしていました。
その後は元気にタレント活動をしています。
3:宮崎萬純(ステージ1)

女優・声優である宮崎萬純さんは、2005年に乳がんを発見しました。
1.5cmもの小さいがんでしたが、宮崎萬純さんは乳房の全摘出を決意。
その後は5年以上にもなるホルモン治療を経て、カウンセリングサロンを運営しています。
4:南果歩(ステージ1)

女優の南果歩さんは2015年末に受けた人間ドックで、乳がんを発見しています。
乳房温存手術を行った後、ホルモン治療などの術後治療を行っていました。
2022年には治療が一段落し、その後は経過観察を行っています。
5:麻木久仁子(ステージ0)

タレントの麻木久仁子さんは2012年に乳がんを発見しています。
乳房温存手術を行った後、放射線治療とホルモン治療を受けました。
治療後は、薬膳の知識を活かした執筆や講演など幅広く活動しています。
6:アグネス・チャン(ステージ1)

歌手のアグネス・チャンさんは2007年に、セルフチェックで乳がんを発見しています。
乳房温存手術を行った後、放射線治療とホルモン治療を行いました。
治療後は講演会や執筆活動など、精力的に活動しています。
7:生稲晃子(ステージ1)

元おニャン子クラブで参議院議員の生稲晃子さんは、42歳の頃に乳がんを告知されています。
2011年に乳がんの告知を受けた当初は、乳房を温存した治療を行っていました。
しかし5年間で2度の再発を受け、右乳房の全摘出に踏み切りました。
その後2015年に乳房再生手術を受け、2023年には乳がんの治療を終えています。
乳がんの早期発見方法は?

乳がんの早期発見には自己検診と画像検査が有効です。
自己検診では月に1回、しこりなど異常の有無を確かめます。
また、超音波検査やマンモグラフィといった画像検査は検診施設で行うことができます。
まとめ
乳がんになった芸能人や有名人をまとめました。
乳がんの闘病は10年はかかると言われています。
命の危険性もあるので、早期発見を心掛けたいですね。
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